■「スタジオ・オルカ」を主宰し、中学生から七十歳を越える方々とともに、室内や街角など日常生活の中にテーマを見つけ、瞬間を切り取ったり、長時間露光で描写したり、あるいは接写や顕微鏡写真による微細な構造を見つめたり、ひと味違った画像を追究しています。■スタジオでは、互いに創作意欲を刺激し合いながら和気あいあいと作品を積み重ねています。その結果コンテストでの入賞や雑誌への掲載は数多く、さらには写真展も回を重ねています。■一方で広島市周辺のフィールドで小さな生きものたちの生態も撮り続けており、予想以上に豊かな生物相を実感しています。​■このサイトで紹介するのは、いわゆる入門機一眼レフカメラ（Nikon D5100）による作品であり、その大半はキットズームレンズ（18-105mm）かフィルムカメラ時代の55mmマクロレンズを使ったものです。しかし、接写リングやストロボ、自作の小道具を存分に活用し、インパクトのある芸術性に富んだ作品を追究してきました。■これらの作品によって、身の回りにひそむ美しい瞬間に気づいていただき、あるいは近場の自然やそこに棲む生きものたちの輝きに目を向けていただけたら幸いです。